全国に名を轟かす、鮎釣りトーナメンター!
瀬田匡志さん(双葉47期)
根雨高在学中は野球部で主将、そして冬季国体のスキージャンプ鳥取県代表選手。多少やんちゃだったとは聞きますが、幼少の頃から天性の運動神経と“野生”の持ち主だったようです。
小学校高学年で鮎釣りを始め、日野川をホームグラウンドにして積み重ねた経験と、熱きチャレンジ精神をバックボーンに、数々のトーナメントで間違いなく結果を出し、いま、抜群の安定感をもつアングラー(釣り人)として全国にその名を轟かせています。
得意なポイントは、他の釣り人がなかなか竿を入れられない水深のある淵や荒瀬。早いテンポでエリアを見極め、複雑な流れを読んで見事に攻略し、強い流れの芯から豪快に野アユを引き抜く独特のスタイルで、釣り専門のTVチャンネルや雑誌、インターネットなどを介して、全国の鮎釣りファンを魅了しています。
鮎釣りは他の釣りに比べ、一般の釣り人とプロと呼ばれる人に大きく釣果の差が出るといわれます。しかしシーズン中、全国のトーナメントに参戦する彼は、フルタイムプロではなく、日南町の「サワタ建設株式会社」に籍を置き、舗装工事部長を務めながら週末だけフィールドに立つウィークエンドプロ。2011年から、DAIWAの鮎フィールドテスターとして契約し、針・糸・ロッド・小物・衣類など新製品のフィールドテストや、新製品開発の発案にも参与しています。また冬場は、里山を荒らすイノシシなどの猟を行うハンターとしても忙しい。
根っから好きなことに没頭し、誰もがうらやむそのライフスタイルは、「奥日野の山河に在ってこそですよ!」と瀬田さん。「山でも、川でも、海でも、フィールドに立つ事で感性に研きを掛けたい」とも。日野をホームとして、これからも全国を股に掛けての活躍が期待されます。
■瀬田匡志(せたただし)1976年生まれ、日野町在住。
■好きな言葉は「夢にときめけ、明日にきらめけ!」
■得意なアユ釣りのスタイルは、オモリを使った瀬釣り、複雑なポイントへオトリの放り込み、回転の速い釣り。
■苦手なポイント、シチュエーションは、土曜隠れ・高水温時。
■アユ釣り以外の趣味は、ヤマメ・アマゴ・イワナ・エギング・ロックフィッシュ・スッポン掛け、そして狩猟。
●紹介されているサイト(下記の他多数あり)
http://talex.dev.platetec.com/fishing/category/ayu/interview5.html
1999年
マスターズ中国地区大会予選落ち
スポニチアユ名人戦全国大会出場
2000年
マスターズ中国地区大会決定戦敗退
2001年
マスターズ中国地区大会予選1位決定戦10位
マスターズBブロック大会(馬瀬川)予選7位決定戦19位
2002年
マスターズBブロック大会予選敗退
2003年
マスターズ中国地区大会決定戦敗退
2004年
マスターズ中国地区大会予選3位決定戦敗退
2005年
全日本アユトーナメント8位
マスターズ中国地区大会予選敗退
2006年
全日本アユトーナメント3位
マスターズ中国地区大会予選1位決定戦3位
マスターズBブロック大会予選敗退
2007年
マスターズ中国地区大会予選30位決定戦6位
マスターズBブロック大会予選7位決定戦13位
全日本アユ釣り王座決定戦8位
2008年
マスターズBブロック大会予選6位決定戦22位
全日本アユ釣り王座決定戦3位
ダイワ鮎チームバトル日野川3位
2009年
マスターズ中国地区決定戦3位
マスターズCブロック大会予選1位決定戦3位
サンラインカップ高津川大会予選1位決勝戦3位
ダイワ鮎マスターズ全国決勝大会優勝
2010年
全日本アユ釣り王座決定戦2位
第41回報知オーナーカップ優勝
第41期報知アユ釣り名人位獲得
ダイワ鮎マスターズ3位
2011年
全日本アユ釣り王座決定戦優勝
2012年
ダイワ鮎マスターズCブロック大会優勝
全日本アユ釣り王座決定戦優勝
ダイワ鮎マスターズ優勝
2013年
東レカップ優勝
ダイワ鮎マスターズ3位
全日本アユ釣り王座決定戦3位
2014年
全日本アユ釣り王座決定戦優勝
ダイワ鮎マスターズ準優勝
2015年
ダイワ鮎マスターズ3位
シマノジャパンカップ準優勝
報知オーナーカップ3位
全日本鮎チーム選手権3位
2016年
全日本アユ釣り王座決定戦準優勝
ダイワ鮎マスターズ3位
すぎはらみきを(双葉22期)記